お知らせ
「介護職員腰痛予防対策事業」について(R6/11/14更新)
【 お問合せ先 TEL 029-244-4425 】
当会では茨城県の委託事業として、例年介護従事者の負担軽減と雇用改善の取組みを促進し、介護人材の定着を図ることを目的とした研修を開催しております。
腰痛予防は利用者様・介護職員・事業所、介護業界の質の向上のためにも必要な知識・技術であります。
ぜひとも管理者の方をはじめ、皆様のご参加をおすすめいたします。
※厚労省の調査より、社会福祉施設の「腰痛・転倒」による労働災害が急増している結果がでています。腰痛、転倒を防ぐ対策が急がれます。
社会福祉施設災害発生状況(茨城).pdf 【リーフレット】.pdf
★SAFEコンソーシアムサイト ※SAFEとは…従業員の幸せのための安全アクションを推進する活動体
*当会はSAFE(+Safe)協議会メンバーです。
【令和6年度 腰痛予防講演会(動画配信)】(R6/10/3更新)※受付終了
介護の現場の腰痛予防の必要性について、先進施設の動画配信による講演会を開催しますので、ご希望の方(事業所)は、「申込フォーム」よりお申込みください。【無料でご視聴できます】
【配信日時】令和6年12月20日(金)~令和7年1月17日(金) 29日間
【講演内容】
◆演題1「みんなと永く働きたい かむりの里のノーリフティングの取り組み」
演者 長南 智恵子 氏(宮城県仙台市 特別養護老人ホームかむりの里翔裕園 所属)
◆演題2「あなたも大切 私も大切 無理ない介護で互いに笑顔 腰痛予防に取り組んで」
演者 特別養護老人ホームサン豊浦(茨城県腰痛予防モデル施設)
講演会案内(詳細)
*腰痛予防講演会のお申込みはコチラ→ 申込フォーム (締切 12/13(金))
【令和6年度 介護職員腰痛予防対策研修】
※H27~R5年度県委託腰痛予防関連研修の受講歴 腰痛予防関連研修受講歴
※いずれの研修も 受講料無料 です。
①【腰痛予防指導者育成研修】※受付終了
事業所内での腰痛予防の促進、普及を行うリーダーを育成する目的で開催します。全4回(今年度より、個別の回での申込を可能とします。)第1回目は腰痛予防の必要性の座学内容であるため、管理者の参加を推奨します。
※受講証発行について…①動画視聴限定コース、②動画配信+会場集合コースいずれかを選んで受講できますが、発行は②のコース且つ全回参加者となります。
※研修詳細は→「指導者研修案内」を開いてご覧ください。
●申込方法 下記フォームよりお申し込みください。
※第2回目、第3回目、第4回目の単回での申込を定員に達するまで受け付けます。
(全回コースは受付終了)
◆申込フォーム → https://forms.gle/J5XpQ7xMuHDGmaZe9
②【腰痛予防研修】※受付終了
力任せの介護を基本から見直し、利用者の力を引き出して、介護者のからだへの負担が少ない移動・移乗の介護技術を基本とすることで、腰痛予防にもつながる技術を習得する研修です。
※研修形式 ①動画配信限定 ②動画配信+会場集合
※研修詳細は→「腰痛予防研修案内」を開いてご覧ください。
●申込方法 下記フォームよりお申し込みください。 ●締切 6/4(火)※申込締切ました
◆申込フォーム → https://forms.gle/q9h5sYsrsd7pmfjT7
③【腰痛・転倒予防+α感染対策研修】※受付終了
腰痛・転倒を防ぐ環境改善、介護技術に加え感染対策の知識を学ぶ研修です。
※研修形式 会場集合
※研修詳細は→「腰痛・転倒予防+α感染対策研修案内」を開いてご覧ください。
●申込方法 下記フォームよりお申し込みください。 ●定員に達し次第締切
◆申込フォーム → https://forms.gle/zAShr14tJ95hVcsD8
④【腰痛予防モデル施設研修】
介護の現場での腰痛予防対策は、管理者の理解のもと、組織的に取り組むことが重要です。研修の受講により、自施設の腰痛予防対策、環境改善につながります。また、現場目線での介護技術も学べます。
- 開催形式 ①(モデル施設へ)訪問形式 14:00~17;00(3時間以内)
②オンライン形式(ZOOM使用) 13:30~15:30(2時間) - 申込方法 「申込書(別紙3,別紙4)」へ必要事項を記入して、希望日の一ヵ月前以上にメール又はFAXにて申込。開催希望日(第1~第3候補)を記入の上お申し込みください。
r6モデル施設研修案内.pdf 施設紹介.pdf 申込書(別紙3別紙4).docx 申込書(別紙3別紙4).pdf
⑤【リフトリーダー養成研修】※受付終了
職員の身体的負担、腰痛予防となる介護リフトについて、必要な知識・技術を学びます。リフトを所有しない事業所も受講可能です。
※研修詳細は「リフトリーダー研修案内」を開いてご覧ください。
●申込方法 申込書へ必要事項を記入の上お申し込みください。 ●締切 10/25(金)
リフトリーダー申込書.pdf
【チャレンジ施設について】
当会では令和5年度より、組織で腰痛予防に取り組もうとする介護事業所を「チャレンジ施設」と称し、年度を通して研修等のサポートを行っております。
令和5年度は、当会の研修計画に沿って参加された6施設が認定されました。腰痛予防は継続して行っていく事が重要です。引き続き活動を行ってまいります。
〇特別養護老人ホーム石名坂聖孝園(日立市)
〇介護老人保健施設おおあらい(大洗町)
〇特別養護老人ホームもみじ館(水戸市)
〇特別養護老人ホーム談話館(石岡市)
〇特別養護老人ホーム樅の木荘(鉾田市)
〇介護老人保健施設あんしん(結城市)
令和6年度も 新たな事業所がチャレンジ施設として活動しています。(年度末認定後、掲載)
【茨城県介護職員腰痛予防モデル施設 腰痛調査実施中】(R6/11/14更新)
当会では、腰痛予防対策に組織的に取り組んでいる施設を茨城県の委託を受け、「茨城県介護職員腰痛予防モデル施設」として指定をしています。この調査は、年2回定期的に実施していくことで、各モデル施設や介護事業所全体の業務体制の見直しを行っていただくことを目的としています。
*介護業務の10の場面での腰痛について調査を行っており、腰痛を感じる度合い(個人差あり)について、
[0(痛みなし)~10(最大)]の範囲で回答を求めています。
2024.4の調査では、6施設の平均が下記のようになりました。
①オムツ交換…4.5(5.0) ②移乗介助…4.2(4.8) ③入浴介助…3.9(4.4) ④トイレ介助…3.3(3.7)
⑤清拭時…3.1(3.2) ⑥シーツ交換…2.9(3.1) ⑦食事介助…1.9(1.8) ⑧安静時…1.7(1.6)
⑨生活支援…1.7(1.4) ⑩送迎時…1.3(1.0) *( )は 2023.10調査度合
※全体的な腰痛割合は前回(2024.4)と比べ高くなりました。介護場面の痛みを感じる比率は①~⑥が前回と同じ順位であり、ほぼ同じ場面で痛みを感じやすいようです。特に「オムツ交換」「移乗介助」「入浴介助」は全体の4割が痛みを感じています。場面ごとの痛みの度合いは、前回よりも減少しています。⑧の安静時の痛みが今回も前回より高い数値となり、パソコンでの長い事務作業で腰の痛みを感じるようです。
①特別養護老人ホームうみべの家(平成28年度指定)うみべの家データ
②特別養護老人ホームこほく(平成29年度指定)こほくデータ
③青嵐荘特別養護老人ホーム(平成29年度指定)青嵐荘データ
④特別養護老人ホームサン豊浦(平成30年度指定)サン豊浦データ
⑤特別養護老人ホーム松寿園(令和元年度指定)松寿園データ
⑥特別養護老人ホーム桜の郷元気(令和元年度指定)桜の郷元気データ
モデル施設は例年外部施設職員を受け入れ、研修を開催しています。受講料無料。
令和6年度も施設訪問形式、ZOOMによるオンライン形式にて案内しています。現場職員の目線に沿った内容で進行するので、大いに参考になり、直ぐに自事業所の取り組みへ活かせるとの感想を多くいただいています。事業所の環境改善、質の向上のためにも「モデル施設研修」の受講をおすすめします。
≪お問合せ先≫ TEL 029 – 244 – 4425
【施設における腰痛予防の実態調査結果について<平成29年度実施>】
弊会は、茨城県から委託され、平成27年度から「茨城県腰痛予防対策等事業」として、腰痛予防指導者研修、腰痛予防研修、リフトリーダー養成研修、上記研修に参加いただいた職員が在籍する施設でのフォローアップ施設内研修等を開催しております。
これらの研修に参加いただいた100施設を対象に、腰痛に関する実態調査を依頼したところ、茨城県内76施設、2921人の介護職員の皆様にご協力を頂き作成しました。
ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
介護職員の腰痛に関する実態調査(平成29年度).pdf